「信頼」シスター入江 純子
2026年 明けましておめでとうございます。晴天に恵まれて、お正月の行事に参加されたことでしょう。
今月のみことばは、旧約聖書のイザヤ預言者の言葉から採られています。この個所の後は、「あなたたちはそれを悟らないのか。」と続きます。 預言者には一つのはっきりした視点があります。それは、神への絶対的な「信頼」に基づいて、社会の中で最も抑圧されている側に立つことです。つまり、イザヤは神の視点に立つ預言者なのです。
さて、1月6日は主の公現の祭日でした。東方から星に導かれて3人の占星術の学者が、それぞれ「黄金」・「乳香」・「没薬」という宝を幼子イエス様にお捧げするため、ベトレヘムにやってきました。自分の地位が脅かされることを不安に思ったヘロデ王は、学者たちに「私も行って拝もう。」と伝え、幼子を見つけたら知らせるよう命じました。しかし、学者たちは夢でお告げを受けたので、別の道を通って自分たちの国に帰り、危険を避けることができたのです 。
2025年は25年に1度祝われる聖年、テーマは「希望は欺かない」(「ローマの信徒への手紙」第5章5節)のみことばから採られた「希望の巡礼者」でした。聖年は、この主の公現の祭日をもって閉幕し、今、新しい年を迎えています。私たちは、人生がどのような生活になろうとそれを信じ、希望し、愛することなしに生きることはできません。
現代は、携帯・インターネット・AIにより、ますます早く正確に処理される時代となり、忍耐の場は軽く流されています。しかし、聖書には、「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む」とあります。
今日は2つの旅、すなわち、「星に導かれて幼子イエス様を見つける東方からの3人の学者の旅」そして、「聖年の年 希望の巡礼者の旅」についてお話ししています。預言者イザヤの言葉「見よ、新しいことをわたしは行う。今や、それは芽生えている。」とありますが、芽生えている新しいことを、私はどのように受け取り、何に信頼して、自分の人生の旅を希望の巡礼者としてどこに向かいますか?
≪希望の巡礼者 ~ 2025年「聖年」の賛歌 ~≫
希望の光、神よ、あなたに歌います。尽きぬいのちの泉、あなたを信じます。
1. 神のことばはともしび、すべての人を照らす。散らされた人々は、み子のもとへと集められる。
2. 神はすべてを見守り、希望の朝を告げる。天地は新たにされ、いのちの霊に満ちあふれる。
3. 目を上げ、ともに歩もう、神は再び来られる。人となられたみ子は、喜びと希望への道。
人類がはじまって、二人といない私という存在は、イエス様がご自分を十字架にかけるほどの愛をもって、愛されている私です。
シスターは
神に創造された私を信頼して生きていきたいと思います。
高校生の皆さんは
「存在の土台に神の愛があることを知り」、神様を信頼して、「生きていくことができます」ように。 (「18歳のわたくし」より)

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