「わたしにつながっていなさい。」シスター入江 純子
3月2日、雨模様の卒業式では、高3の方たちが海星で学んだことをしっかりと心に納め、新しいステップに向けて元気に踏み出しました。今日は、3年生がいなくて寂しいですが、新学期には新しい1年生が来られ、嬉しい出会いが始まります。
シスターは、ある時、リンゴの花を描きたくて、長野まで連れて行ってもらいました。どんな絵を描いたか忘れましたが、実が熟するときには、もぎたてのリンゴを味わいたくて、秋にまた出かけました。絵に描いたあの花がこのおいしい実になって、今、私が頂いている。よくよく考えると、食べ物であれ、着るものであれ、環境であれ、すべて私がこの時を生きるために、準備して与えられたものなのです。
このように与えられ、生かされている私は、では、どのようにして実を結べばいいのでしょうか。
3月のみことば「わたしにつながっていなさい。」は、イエス様からの呼びかけです。
ぶどうの木(抜粋)
わたしはまことのぶどうの木、わたしの父は園丁(えんてい)である。
わたしについていて実を結ばない枝はすべて、父がこれを切り取られる。
しかし、実を結ぶものはすべて、もっと豊かに実を結ぶように、父がきれいに刈り込まれる。
わたしはぶどうの木で、あなたたちは枝である。
人がわたしに留まり、わたしもその人に留まるならば、その人は多くの実を結ぶ。
わたしを離れては、あなたたちは何もすることはでき
わたしがあなたたちを愛したように、互いに愛し合うこと、これがわたしの掟である。
「ヨハネによる福音書」第15章
イエス様は私たちに理解できるように「たとえ」でお話しになります。とにかく、しがみついてでもいいから、つながっていることですね。以前に、「くすのき」という歌の初めに出てくる「わが魂は この土に 根差し」について話しました。くすのきの魂は、置かれたその場の土に根差しました。
18歳のわたくしはどこに根差して生きたいですか。何につながって留まっていたいですか。
このブドウの木に
もし あなたたちが わたしに 留まり このブドウの木の 枝であるならば
豊かな 父からの 実を結ぶ 豊かな 父からの 実を結ぶ
命の 枝で あなたと結ぶ この愛のうちに 留まるならば
豊かな 父からの 実を結ぶ 豊かな 父からの 実を結ぶ
シスターのひとこと
シスターの誕生記念に、父は花も咲かない無花果(いちじく)の苗木を植えてくれました。 ブドウの木だったらよかった。人生が変わったかもね。

採用情報
福岡海星女子学院