ミッションウィークⅣ「継続は力なり」教諭 菰方 博美
「継続は力なり」。誰もが一度は聞いたことがあるこの言葉は、「小さな努力を続けることで成果につながる」という意味のことわざです。皆さんは何か継続してがんばっていることがありますか。きっと勉強や部活動、習い事などを一生懸命がんばっている生徒さんがたくさんいることでしょう。今日は私が学生時代に頑張っていたことをお話しします。
私は知り合いの方に誘われて、小学校3年生の時に英会話教室に通い始めました。歌を歌ったり、ゲームをしたりしながら英単語や英語の表現を覚えていく、というスタイルだったので、あまり勉強をしているという感覚はなく、毎回楽しく通っていたことを記憶しています。その当時、小学校では英語の授業もなかったので、英会話教室に通っていることの効果を実感する機会というのはほとんどありませんでしたが、英会話の練習は楽しかったので続けていました。
その後中学校に入学し、英語の授業が始まりましたが、文法や読解が中心で、英会話教室で学んだことをすぐに活かすことができたわけではなく、正直、英語の成績はそれほどよくはなかったと思います。しかし、小学生の頃から英語に親しんでいたので、英語に対する苦手意識というものはありませんでした。そのうち、学校の授業でも、聞いたことのある表現や英会話教室で練習したフレーズが登場するようになり、「英語って楽しい」とはっきり意識するようになりました。また、私の母校は海星と同じようにカトリックのミッションスクールで、外国人のシスターも身近にいらっしゃいました。そのシスターとも恐れることなく英語でコミュニケーションをとることができたのも、今考えれば英会話教室のおかげだと思います。英語を好きになるきっかけを与えてくださった英会話教室の先生、そしてそこに通わせてくれた両親には本当に感謝しています。
結局、その英会話教室には高校を卒業するまで9年間通い、大学でも英語の勉強を続けました。その結果、現在は福岡海星女子学院高等学校で英語の教員をしています。小学生の頃から続けていた英語が、今の仕事につながっているのです。なので、今頑張っていること、打ち込んでいることがある人は、ぜひそれを続けてください。今すぐにはその効果やメリットを感じられなくても、続けていればきっと「やっていてよかった」と思える時がきます。特に頑張っているものはない、という人も何か好きなこと、続けられそうなことが見つかるといいですね。夢中になれるものがあると、毎日がより楽しくなるし、それが思ってもみないような結果を生むこともあります。「継続は力なり」にあたる英語の表現に“Practice makes perfect.(練習が完璧を作る)”というものがあります。皆さんの日々の努力がすばらしい実を結ぶことを願っています。

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