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講堂朝礼〜生徒へのメッセージ〜

Messages for Students

「立ち返る」シスター入江 純子

2月は逃げる、3月は去ると言ってバタバタと過ぎ去っていきます。

エルサレムの王、ダビデの子、コヘレトの言葉。
コヘレトは言う。「なんという空しさ なんという空しさ すべては空しい」全ては風を追うようなことだと悟った。(「コヘレトの言葉」第1章)

何事にも時があり 天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時
泣く時、笑う時
嘆く時、踊る時
保つ時、放つ時
黙する時、語る時
愛する時、憎む時
戦いの時、平和の時。
人が労苦してみたところで何になろう 。
わたしは、神が人の子らにお与えになった務めを見極めた
神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。(抜粋)   
              (「コヘレトの言葉」第3章)

私に与えられた時宜にかなったこの時に、私は何を問われているのでしょうか。どこに立ち返ればいいのでしょうか。時宜とは「時のちょうどよいこと。程よいころあい。」のことです。つまり、誰もが逃れることのできない時宜とは、生まれる時、死ぬ時です。
生まれる時には大きな喜びがある。死ぬ時には大きな悲しみがある。それが時にかなって美しいということです。
私たちのいのちは、実際には今のこの時だけです。そしてこの瞬間も神様の愛の手の中にあります。

神様が私に与えて下さった務めとは、何でしょうか。神様に裏打ちされた時を生きる私に、コヘレトは空しさを見つめながら「生きなさい」と呼びかけています。終わりを見つめながら限られた今の時に価値を置き、神様の支配の中に自分の存在を位置づけることによって、永遠を思う心が与えられるのです。

コヘレトは私たちに言葉を残しています。
青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。
                  (「コヘレトの言葉」第12章1節)

イザヤはこう言います。
主に帰れ。
そうすれば、主は憐(あわ)れんでくださる。
私たちの神に帰れ。
豊かに赦してくださるから。
                  (「イザヤ書」第55章7節)

シスターの言葉
時にかなって美しく咲く花。愛リスですか?  

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