コース情報

国際教養コース

The International Liberal Arts Course

2A留学報告(カナダ)

First Day at my Canadian School   

長期の夏休みが明けて、カナダに来て2ヶ月がたち、初めての現地学校生活が始まりました。友 達ができるのかなど不安もありましたが、学校で生活をしていくうちに緊張が解け、そのような不 安も徐々に薄れていきました。

朝は8時10分に家を出て登校しています。学校から家までは、市内のバスを使い、片道20分ほど かけて毎朝登校しています。 学校に着くと、すぐ一コマ目が始まり、一コマ1時間10分の授業を午前と午後に分けて2コマずつ 受け、計1日4コマの授業を受けて帰ります。 それぞれのコマをA,B,C,Dと呼び、日によって順番が異なります。

カナダの授業スタイルは日本に比べてラフなものが多く、生徒と話し合ったり、自分たちで調べ学 習をしたりなど、先生対生徒というよりも、生徒対生徒の環境で学習を進めて、先生がアドバイス をするという仕組みが多いと感じました。 そしてさらに、卒業する為に必要な授業の単位数と成績を自分で取ればよいので、どのような授 業の組み合わせなど関係なく、自分の好きな学期に好きな授業を選択することができます。 私は数学、音楽、体育、英語、ドラマの計6つの教科をとっています。 各々の教科にそれぞれの特徴があり、学習スタイルがそれぞれ大きく異なっていることにも驚き ました。 数学は、日本の数学の授業とは大きく違い、計算機(電卓)を当たり前に使って授業をします。 日本では計算機(電卓)を使うとカンニングとみなされるところですが、カナダではテストの時でさ え、計算機(電卓)を使うことが許されているので、初めの方は少し違和感がありました。

音楽と体育は一つのセットの授業としての選択肢があり、午前にそのブロックが入っているとき は、音楽で午後なら体育というような形です。どちらの教科も、生き生きとのびのびと個性を伸ば せることが出来るような授業スタイルだなと思いました。

英語は留学生中心の英語のクラスで自分の意見を書いたり、 英語四技能を中心に伸ばしていく課題が多く、英語を自分のペースで勉強することができ、留学 生にとって受けやすい授業だなと思いました。

最後にドラマの授業は私にとって大きな壁になりました。 ドラマの授業では、演技をすることが中心になっており、英語力と同時に表現力が試される場と なりました。 私のクラスには留学生がおらず、最初の方は、話すことすら少し怖くて、遠慮している自分がいま した。

徐々に緊張もほぐれていき、カナダ人の友達も作ることができました。 これからももっと積極的に頑張りたいです。

学校生活のなかで最も好きな時間は、ランチの時間です。いつも国や国籍関係なく、みんなとた くさん色々なことを話しながらご飯を食べています。中でも各々の国の文化や習慣を紹介したり、言語についてなど教えあったりしました。本当にたくさん知らなかったことがあり過ぎて、日々 発見の嵐でした。そして4コマ目の終了にチャイムがなり、午後3時には下校して私の一日の学校生活が終わりま す。

まだ、すべてのものが新しいことばかりで大変 な部分もあるけど、楽しむことを忘れずに頑張りたいです!!

By Erika Takayama  

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