福岡海星女子学院高等学校では、これまで、マリアの宣教者フランシスコ修道会の多くのシスター方から、各教科やクラスでご指導いただきました。現在は、本校理事で元校長のシスター入江純子が、定期的にご講話くださっており、私たちは、修道会の歴史やカトリックの精神について、詳しく学んでいます。　　

今年度、創立６０周年を迎えた本校では、創立当初のシスター方の働きを振り返る機会も増えていることから、９月の北海道修学旅行で、ぜひ札幌修道院のシスター方に直接お目にかかって、ご挨拶したいと考えました。

当日は、札幌修道院にいらっしゃる全てのシスター方が会場に集まってくださいました。シスター方が手書きされたクリスマスカードが一人一人に配られ、札幌修道院長シスター佐藤からは、置かれた場所で咲くようにとのお話をいただきました。

海星の生徒は、シスター方の日頃のお祈りに対して感謝の言葉を述べ、校歌を披露しました。手作りの６０個のクリップや、２C結城朱理さんが描いた記念の絵をプレゼントしたところ、たいへん喜ばれました。この訪問は、生徒たちのみならず、教員にとっても、大きなお恵みであり、改めて海星の生徒・職員としての誇りを確認できたひとときになりました。